Voice
お客様の声
代々続く家の想いをつなぐために(埼玉県/S様)
UPLOAD @ 2025.12.15
VOICE
お客様の声
-
BeneDXSをお選びいただいた理由をお聞かせください。この土地で代々続く家で、賃貸アパート・駐車場・店舗など管理資産が多く、地番変更や筆の分筆履歴を遡る必要がありました。これまでの顧問税理士は遠方で、「いつ来るのか」「何をどこまで相談してよいか」が見えづらく、母も生前は不安を口にしていました。
JAさんからご紹介いただいたBeneDXSさんは地元密着で、実家から徒歩の距離にあるため、疑問が生じたらすぐに資料を持って直接相談できてとても安心でした。さらに初回の面談で、相続申告だけでなく、不動産の整理・賃貸事業の継承まで含めた全体の段取りと、家族の役割分担を設計してくださり、「この規模でも迷わず進められる」と確信しました。今では私たち自身の確定申告もお願いしています。 -
どのようなお悩みや課題がありましたか。5月に母が亡くなり、その後もお盆・お彼岸と弔事が続き、親戚対応に追われました。さらに、建替前の実家の遺品整理は、60年分の家財・食器・道具・外置きの資材まで含めて想像を超える量で、「思い出の整理」と「手続きの期限」を同時に回す難しさに直面しました。
-
担当税理士の対応はいかがでしたか。相続申告と並行して、不動産・事業の整理まで視野に入れ、必要書類と優先順位を段階ごとに明確化してくださいました。複数の評価案・分割シミュレーション、連携先の紹介も適切で、「いま何を決めれば良いか」が常に見える状態で進められました。
電話やメールだけで終わらせず、対面での説明や進捗の共有、家族会議の補助まで伴走していただけたのが本当に助かりました。税理士というより、全体を見渡して導いてくれる頼れる存在でした。
-
特に助かった点を教えてください。1. プロセス設計と順序の可視化
相続申告だけに閉じず、賃貸物件や駐車場の実務も踏まえた"片付ける順番"を提案してくださいました。弔事が重なる時期でも、「今週やること→来週やること」が明確で、混乱することなく進められました。
2. 複雑な地歴・筆情報の整理
再開発や地番整理の影響で筆が分かれている土地の把握が難しかったのですが、現況と書類の突き合わせを丁寧に進めてくれました。「この土地は元々ここで…」という説明が、家族の記憶とも照らし合わせられて安心しました。
3. 家族の役割分担の明文化
姉妹での分担(長女が親戚・近所・関係者とのコミュニケーション、次女が書類・手続き周り)を前提に、連絡窓口・意思決定の粒度・記録方法まで整えてくれたため、「誰が何をするか」で迷うことが減りました。
4. "捨てずに残す"価値の再認識
母が残してくれた過去の賃貸アパート時代の契約書・帳簿が、資産の来歴を証明する重要な資料になりました。BeneDXSさんが「これは取っておきましょう」「これは優先度低いです」と仕分けてくれたおかげで、膨大な書類を整理できました。 -
今回の相続で「うまくいった」と感じるポイントは何ですか。母が90歳を過ぎても帳簿・契約・税関連の書類をきちんと保管していて、"捨てずに整理しておく"ことの力を実感しました。加えて、BeneDXSさんが相続・不動産・事業の片付けを同じ地図上で扱い、順序立ててスムーズに引き継げたことが大きかったです。
「税理士を変える」決断には迷いもありましたが、地元で動ける専門家に早めに相談したことで、母の想いを次へつなぐ準備ができました。
-
相続を通じて、ご家族やお気持ちにどのような変化がありましたか。実家の建て替えに向けた遺品整理は肉体的にも心理的にも大仕事でしたが、思い出を確かめる時間にもなりました。昔の食器や、父が使っていた道具、祖父の写真が載った古い地域誌…。「こんなものまで残していたんだ」と、家族の歴史を再発見する日々でした。
今でも母がいないことには慣れませんが、「家を守り、次へつなぐ」ことを家族で話せたのは大きな一歩です。子どもたちにも、この土地の歴史を伝えていきたいと思います。
-
最後に、同じような状況に直面している方へメッセージをお願いします。相続は「手続き」だけでなく、「家族の想いを整理する時間」でもあります。私たちの場合、遠方の税理士との関係を見直したことで、いつでも相談できる安心感が得られました。
もし「いつ来るか分からない」「何を相談していいか分からない」と感じているなら、それは専門家を見直すサインかもしれません。地元で動ける税理士に早めに相談することで、手続きの混乱だけでなく、心の負担も大きく軽減されると思います。
書類の整理や家族の役割分担など、「準備」が相続をスムーズにする鍵です。一人で抱え込まず、プロセス全体を設計してくれる専門家を選ぶことをおすすめします。
